ヒーターがどれだけ良くても、煙突が合っていなければ火は燃えません。私たちは薪ストーブ専門店として、煙突そのものを扱ってきました。サウナの煙突も、同じ仕事です。
薪サウナヒーターにファンはありません。煙を押し上げているのは、外気と煙の温度差だけです。煙突が煙を冷やしてしまえばその力は弱まり、火が育たず、ススが溜まり、ロウリュの蒸気も上がりません。「薪サウナが熱くならない」というご相談の多くは、ヒーターではなく煙突が原因です。
断熱層のある二重煙突は、内側の熱を逃がしません。上昇気流が保たれるので、火はよく燃え、ススも付きにくくなります。
断熱層があると、内側の熱が外側まで届きません。壁や屋根を貫く場所——いちばん怖い隠蔽部を通しても、木を低温炭化させにくい構造です。
サウナ小屋は狭く、煙突と木部の距離が近くなりがちです。母屋より条件が厳しいからこそ、断熱二重煙突をおすすめしています。
断熱二重煙突「NOVA NX」。英国デボン州の SF Limited 社が、70年以上にわたって煙突だけを作り続けてきたメーカーです。ヒーターの機種や小屋の造りに合わせて他メーカーの煙突も使いますが、施工の基準にしているのはこの一本です。「なんとなく良さそう」ではなく、数字と規格で裏付けられた煙突を選んでいます。
温度等級T600、圧力等級N1(40Pa)。英国規格協会(BSI)の認証 BS EN 1856-1 を取得しています。万一、煙道の中で火災が起きても、1,000℃に30分間耐える性能が実証されています。
ミネラルファイバー断熱材を挟んだ二重ステンレス構造。断熱層が上昇気流を保ちながら、外側の表面は安全に触れられる温度まで下がります。壁や屋根を貫く場所を通しても、木を低温炭化させにくい造りです。
煙に直接さらされる内筒には、モリブデンを加えて酸に強くしたSUS316Lを使っています。煙は酸性です。長く使うほど、この材質の差が出ます。
独自のロッキングバンドとツイストロック式のプッシュフィットシステム。確実な固定と施工性を両立し、現場での接続ミスや緩みを防ぎます。
直筒からトップまで、すべてSFL純正の黒塗装です。部材ごとの色や質感のバラつきがなく、サウナ小屋の外観が美しく決まります。
住宅の高気密・高断熱化にあわせて用意された小径サイズ。小型の薪サウナヒーターとの相性がよく、施工も経済的です。20年の長期保証も付いています。







「本体は持っているが煙突だけ欲しい」「延長したい」「トップが傷んだ」——部材だけのご注文も承ります。サイズ・メーカーが分からない場合は、現状の写真を送っていただければ、こちらで判断してご案内します。
長さのバリエーションから、必要な高さに組み上げます。断熱二重・シングルどちらもお取り扱いします。
小屋の形に合わせて経路を振るための部材。ただし横引きは不利になるため、本数は最小限に設計します。
雨仕舞いと風の巻き込み対策。北国では雪の抜けも考えて選びます。
壁・屋根を安全に貫通させるための部材と、煙突を支える金具。ここが火災対策の要になります。
屋根の勾配に合わせた雨仕舞い部材。バレルサウナの曲面屋根にも対応します。
毎年の煙突掃除をしやすくする部材と、火の粉対策。周囲に木がある敷地では特に大切です。
| ハルビア チムニーキット(黒・1500mm・薪ヒーター用) | ¥282,700(税込) |
|---|---|
| ハルビア チムニーガード(薪ヒーター用) | ¥93,500(税込) |
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煙突工事でいちばん大切なのは、可燃物との距離(離隔)です。基準を満たすのは当たり前として、私たちはその上をいく施工を標準にしています。
囲いを作る場合、内寸450〜500mmを標準にしています。あとから広げることはできないので、最初に余裕を取ります。
貫通部まわりは不燃材で二重に守ります。仕上がると見えなくなる部分こそ、10年後の安心を決めます。
熱がこもる「死に空気」を作らないこと。囲いのトップに必ず通気を設けます。
屋根からの立ち上がり高さ、横引きの制限。ドラフトと安全の両方から決まる基準があります。
薪を焚けば必ずススは溜まります。煙道火災を防ぐには、年1回の掃除がいちばん確実です。出張掃除も承ります。
岩手県知事許可(般-30)第20971号。施工保証10年、施工に起因する事故には最大3億円の賠償責任保険で備えています。
以下のヒーター・サウナ小屋には煙突工事が必要です。本体と煙突をまとめてご相談いただくのが、いちばん確実で、費用も抑えられます。
薪ストーブ専門店として書いてきた、煙突の記事です。

ススが溜まるとどうなるか。煙道火災の話。
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歪んだ煙突トップが教えてくれること。
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答えは年1回。ベストな時期もあります。
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よく乾いた薪でなければ、火は育ちません。
読みものを開く →私たちは薪ストーブの施工を900件以上やってきた会社です。煙突は部材を買って終わりではなく、屋根の抜き方、貫通部の断熱処理、雨仕舞い、支持金具の取り付け、最後の試運転まで含めて「煙突工事」です。
薪サウナの煙突は、母屋の薪ストーブと同じ原理ですが、条件はもっと厳しい。サウナ小屋は狭く、煙突と木部の距離が近くなりがちです。バレルサウナは屋根が曲面で、雨仕舞いに専用のフラッシングが必要です。
新築でもリフォームでも、煙突の計画はヒーターを選んだ段階で始まります。「買ってから考える」と、合わない部材を買い直すことになります。D'STYLEに先にご相談ください。
本体サイト saunatostove.com に、煙突の工事と理論について書いた記事があります。
「この煙突、まだ使える?」「延長できる?」——現状の写真を送っていただくだけで判断できることがたくさんあります。LINEが一番早いです。
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