代表・橋本は小学生の頃、腰の高さまで積もった雪を漕ぎながら家に帰っていました。東北の冬は厳しい。冷たい風が頬を刺し、手は真っ赤になり、体の芯まで冷えていきます。子どもにとって、それが冬の日常でした。
そんな帰り道、家が近づくと見えてくるものがありました。煙突から静かに立ちのぼる、白い煙です。その煙を見ると、不思議と心がほどけました。「今日も家があったかいんだろうなぁ。」
玄関を開けると、外とはまるで別世界でした。薪ストーブのあたたかさが体を包み込み、かじかんだ手をかざすと一気に血が巡る。あのビリビリとした感覚。火のまわりには、いつも家族がいました。会話があり、笑顔があり、安心がありました。
あの日、雪の中を歩いて帰宅した少年の心に灯った火が、私たちの原点です。いま私たちは、その感覚を岩手のご家庭へお届けしています。