自宅サウナで
後悔しないための10か条。
自宅にサウナを入れた人の多くは満足しています。ただし、後悔している人がいるのも事実です。施工会社として現場で見てきた「先に知っていれば防げた失敗」を、10項目にまとめました。買う前に読んでください。
電気の契約容量を確認してから決める。
電気サウナヒーターは200V専用回線が必要です。住宅の契約アンペアが小さいと、サウナを使うたびにブレーカーが落ちます。ヒーターの消費電力は機種によって3kW〜9kW。既存のエアコンやIHと同時に使えるかどうかは、分電盤を見ないとわかりません。
→ 現地調査で分電盤を確認し、必要なら電気容量の変更をお見積りに含めます。
ヒーターの出力を部屋の大きさに合わせる。
ヒーターの出力が足りないと、いつまでたっても温まりません。逆に出力が大きすぎると、小さな部屋が熱くなりすぎて危険です。必要な出力は、サウナ室の容積(幅×奥行×高さ)で計算します。壁の材質やガラスの面積によっても変わるため、カタログの「○畳用」だけで選ぶと失敗します。
→ ヒーターの選び方で容積から出力を計算できます。
設置場所を「搬入経路」まで含めて考える。
サウナルームやバレルサウナは完成品を運び入れます。玄関の幅、廊下の曲がり角、階段の踊り場。どこかひとつ通れないと、搬入できません。バレルサウナの場合はクレーンで吊り込むケースもあり、敷地の前にトラックが入れるかも確認が必要です。
→ 現地調査で搬入経路を確認し、必要な機材の手配もお見積りに含めます。
見積りの「含まれないもの」を確認する。
サウナ本体の価格だけを見て「思ったより手頃だ」と判断すると、工事費・電気工事費・基礎工事費が後から加わって想定を超えることがあります。見積りを比較するときは、何が含まれていて何が含まれていないかを確認してください。「施工費一式」と書いてある見積りは、内訳を出してもらうべきです。
→ 当社ではすべての項目を明細に出します。「一式」とは書きません。
換気を設計に入れる。
サウナ室には給気口と排気口が必要です。換気が不十分だと、酸素が薄くなり息苦しくなります。さらに、湿気がこもってカビの原因になります。特に室内サウナの場合は、サウナ室から出た湿気が住宅の壁の中で結露しないよう、経路を考える必要があります。
→ ハルビアのサウナルームは給排気口が設計されています。造作の場合は当社で換気設計を行います。
床の防水と排水を忘れない。
ロウリュ(ストーンに水をかけること)をすると、床に水が落ちます。住宅の床にそのまま水が流れると、下の階に漏水します。サウナ室の床は、防水処理と排水経路の確保が前提です。バレルサウナの場合も、床下の水はけを確認しておく必要があります。
→ 防水工事は建設業許可(防水工事業)を持つ会社に任せてください。当社は対応しています。
「温度が上がればいい」だけで選ばない。
サウナの良し悪しは最高温度だけでは決まりません。対流(空気の回り方)、輻射熱(ストーンからの遠赤外線)、ロウリュの蒸気。これらのバランスが、「熱いけど苦しくない」サウナと「温度は出ているけど息苦しい」サウナの違いを生みます。ヒーターの位置、ストーンの量、ベンチの高さ。すべてが関係します。
→ ショールームで実物のヒーターを体感してください。カタログではわからない違いがあります。
施工会社の「建設業許可」を確認する。
サウナの設置には電気工事、場合によっては基礎工事・防水工事・管工事が伴います。建設業許可を持たない会社がこれらの工事を行うと、法的に問題があるだけでなく、不具合が出たときに責任の所在が曖昧になります。許可の種類と番号を聞いてください。
→ 当社は岩手県知事許可(般-30)第20971号、全11業種の建設業許可を持っています。
保証の「中身」を読む。
「保証つき」と書いてあっても、何が保証の対象で、何が対象外か、保証期間はどのくらいか、壊れたとき誰が直すのか。これらが書面で明示されていなければ、保証は機能しません。メーカー保証と施工保証は別のものです。両方あるか確認してください。
→ 当社はメーカー5年延長保証+施工保証10年+雨漏り保証10年。条件は契約時に書面でお渡しします。
10年後に直してくれる会社から買う。
サウナは10年、20年と使うものです。ヒーターの交換、ストーンの補充、木部の補修。いずれ必要になります。そのとき、買った会社がまだ存在しているか、修理に来てくれるか。通販で買ったサウナの修理先が見つからず困っている方を、当社は何人も見てきました。
→ 当社は2006年設立。東北でサウナの修理・メンテナンスを直接承っています。他社施工のサウナも対応します。
まとめると、「急がないこと」です。
サウナは衝動買いするものではありません。設置場所を見て、電気容量を確認して、見積りの中身を理解して、保証の条件を確認して、それから決める。この順番を守れば、後悔する確率は大きく下がります。
逆に言えば、これらをすべて確認したうえで導入したサウナは、10年後も「入れてよかった」と思えるものになります。急ぐ必要はありません。まずはご相談ください。
後悔しないサウナ選びについて、よくある質問
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